2013-09-20

Classic Moulton Mini レストア (Part.3)

前回からの続きです。(Part.1Part2)
塗装から上がってきたフレームを組み立てていきます。
まずはフロントフォークから。

元付いていたヘッドベアリングは、
何十年も前に製造されたものなので精度が良くないですね。
時代が違うので今のベアリングと比べるのもおかしいですが、
この際なんでシマノ製に交換します。

旋盤で固定しているのが、シマノ製 ヘッドベアリングの下玉押しです。
もちろん今回のClassic Moultonの規格とは合わないので、
取り付けできるように加工します。

もろもろフレームの加工やパーツの製作が出来たので、
内装ハブのオーバーホールをします。

一つ一つバラバラに分解していきます。根気のいる作業ですね。

綺麗に洗浄して、一部組み立てた状態。
オーバーホールは、一に洗浄、二に洗浄というぐらい、
組み立て作業よりも洗う作業の方が、遥かに時間を使います。

左)オーバーホール前、右)オーバーホール後。

リアフォークのピボットブッシュも、
このサイズの規格がないので、いつものようにワンオフで製作し、
リアのラバーサスペンションを固定するナットやワッシャーも
互換性がないので、元に付いてあったパーツをこのように再メッキしました。
いよいよ完成に近づいています。
Part.4はこちら>>>