2017-04-30

Brompton 外装6段(2×3)カスタマイズ。

Bromptonチタンモデル M6L-Xをベースに、
内装3s×外装2sの6段変速から、外装6段化へカスタマイズのご依頼です。
まずはフロントギアをダブルにカスタマイズ。
クランクセットはCampagnolo ATHENA シルバーをセレクト。
Mokuフロントダブル専用台座を装着して、
Campagnolo ATHENA フロントディレイラーを取り付けます。
リアギアは、内装3速ホイールを取り外し、Brompton純正の2速ハブを装着。
さらにリアスプロケットも2枚から3枚に変更します。

軽量を意識してカーボンチタンキャリアを取り付け。
軽量なチタンアクスルペダル。
サドルはBROOKS B-17 Titanium。シートポストもTitanium製。

シフトレバーはこんな感じです。
左レバーはフロント2段用で、右レバーはリア3段用です。

Brompton以外にも、外装変速のアレックス・モールトンや
クロモリロード、カーボンロードを所有されていますが、
納車時の試走された感想では、
「外装ギアの感覚に慣れているので、
Bromptonも他の自転車と同じ感覚で走れるようになって良いですね。
自分としてはこの方がしっくりきます。」
と言われていました。

ーーーーー組み立て編ーーーーー

クランクセットとボトムブラケットを交換するため、
ボトムブラケットハンガーの下処理をします。

カスタマイズによって干渉する箇所を確認しながら少しづつ削っていきます。

スプロケットを固定するリングも干渉して嵌めにくいので、少し削ります。

フロントディレイラー台座もフレームと干渉する箇所があるので、現物合わせで削っていきます。


もともとBromptonは内装ギアが主流なので、今回のような外装仕様にカスタマイズをする場合は、現物合わせの加工も必要ですし、ボルトオンではできない作業ですね。